
病気療養中で車椅子生活をされているお母様のために車椅子で散策できる果樹の庭を造りたいとご希望。
収穫期には手を伸ばせば実がもぎ取れる場所まで車椅子で侵入できる様に、又、ハーブ等を植える花壇は高さを変えて植物の手入れのしやすい物としたいとのことでした。
園路の巾は車椅子が通れる巾90cmを目安として、園路の途中に車椅子が回転できる場所を設けました。
レンガ敷きの目地は車椅子への衝撃が軽くなる様に工夫しました。
また、機能性だけでなく、庭としての美しさを併せもつものであるために、デザインは円形テラスを中心とした回遊式とし、レンガ敷きのパターンも、円形やフィシュボーン等、 変化の楽しめる工夫を施しました。
今秋にはバラが植栽される予定で、今後がますます楽しみな「癒しのファミリーガーデン」です。