スロープとは、高低差のあるところが階段ではなく、坂道になっていることを言います。その坂道の勾配(こうばい:傾斜のこと)は、車椅子を使用する場合約10度の勾配(50cmの高さを昇るのに3mの長さ)が最小勾配です(電動はOK、自走は無理、介助者はOK)。これをもう少し緩やかにして、5度の勾配(50cmの高さを昇るの6mの距離)であれば、車椅子での自走が可能です。また、通路の幅は車いすが60cm前後ですが1.2m以上取るようにしてください。
玄関の側面から入り、折り返し玄関にすることで緩やかなスロープに。スロープの両側の壁の立ち上げは車いすの落下防止を兼ねています。
駐車場のカーポートは、車いすの出入りのために1台分より長めのものを設置。トランクをあけての乗り降りもしやすいガレージ。
車から玄関への動線に段差などの障害をなくし、ゆったり出入りできる通路を確保しました。
玄関へのスロープ。コンクリートの刷毛引き仕上げで滑りにくい仕様に。
玄関へのスロープと階段、スロープ両脇の立上りは車いすの落下防止
玄関までの距離があるのですが、外構全体をデザインすることでアール曲線も活かせます。
スロープがいつも良いとは限りません。傾斜がきつい、長いスロープは身体の重心が後ろになり、足腰に連続の負担がかかります。ましてや床面が濡れていると滑らないように踏ん張る力も必要です。この事例はスロープから階段にやり直したリフォームです。足腰が弱っても杖で歩けるなら階段の方が安全で楽です。蹴上(けあげ)が8〜10cmの間なら足を持ち上げる力もさほどいりません。
石のもつ自然な風合いを活かした庭の施工例をご紹介します。同じ石の庭でも、植栽や他のアイテムとの組み合・・・
坪庭(小さな庭)とは、地窓前やお風呂、和室前、住宅の中庭など、1〜3m2ほどの小さなの庭のことです。・・・
築20年以上の庭の雑草や植木の茂りすぎで、庭が活用出来ない状態を改善した事例です。高木の伐採、灌木類・・・
広い敷地でのアプローチ・庭・サービスヤードの雑草対策を兼ねて、従来よりも便利に見映えも良くしたい時の・・・
門柱・アプローチの不便さを解消したリフォーム事例です。(車の出入り、門柱がない、ポストが小さい、雨降・・・
雨風にさらされている塀は、時間の経過とともに汚れることは避けられません。古くなったり、汚れで見栄えが・・・
築20年以上のお宅の外構リフォームです。既存の門塀の位置を変えず、以前よりグレードアップするために、・・・
スロープ・段差解消の工事をする前に、知っていると便利な豆知識をご紹介します。例えば、段差は5-8cm・・・