エクステリアをデザインする設計プランナーの中川です。
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前回(6/2のブログ)に引き続き、
先日訪問させていただいた剛腕接骨院さんでの発見をご紹介します。
今回は玄関アプローチのお話。(※サンリブ施工ではありません)
F様の試みとその後の様子をお伺いできました。
この接骨院さんのアプローチは、
道路から少し段差があったり、通常のエクステリアのアプローチからすると
きつめの勾配がついています。
素材はコンクリートのみなのですが、
表面をムシロ(ワラで編まれた敷き物)で押えて荒っぽい、ラフな仕上げになっています。
古い民家なら、三和土(たたき)土間の部分でよく見られる仕上げで
自然で面白い表情。おじいさんおばあさんにとっては懐かしさのある風景だそうです。
表面がざらざら・ごつごつとしていて凹凸があるので、
年配の方は足元を見ながら歩く。
↓
気をつけて歩くので転ばない。
というしかけ。
「歩きやすさを重視した、誰にでもやさしい設計」とは逆の発想。
歩く人自身の能力を利用した、これもひとつのユニバーサルデザインですよね!
- スタッフ中川
日常のお話や、いろんなお話を聞かせて下さい。
お客様の個性に合った居心地のよい空間の提案を心掛けています。
2013年6月8日