タイルテラス土間のメンテナンス・お手入れ
色や大きさの種類が豊富なタイルは、デザインする上での選択肢も多いのですが、使用場所により、注意が必要になります。特にスロープは勾配がつくので、タイルによっては滑りやすくなるものもあります。
タイルは焼き物なので、梅雨時などの湿気の多い時期に一週間以上お手入ができないことがあると、表面にゴミなどが付着、カビが発生して歩行時に滑りやすくなりことがあります。美観上も含め長期性能維持のため、日常のお手入れをお願い致します。
タイルの特質とメンテナンス
寸法について
タイルの寸法には目地のサイズも含まれていますので、実寸法とは違います。 例えば、30cmタイルの場合は29.3-29.9cm程度です。
色むらなどの誤差について
使用するタイルはJIS規格に基づいた範囲で出荷されていますが、土を焼成して作っているので、多少の色むら・寸法の誤差があります。また、施釉のタイルは表面と側面の色が異なります。同じ品番でも製造時の窯が変わると、多少の色の違いが生じます。(そのためサンリブでは、施工時に補修用タイルを数枚お客様にお渡ししています)
白華現象
白華現象といって、目地部分から白い綿状の吹き出物あるいは斑点を生ずる場合があります(レンガ、ブロックでも生じることがあります) 。この白華現象は、セメントを使う商品では避けられない事象ですが、サンリブでは5年のアフター保証期間があり、点検訪問時に対応・処理を行っております(処理後に白華が生じる場合もあります)。
タイル土間のお手入れ
靴・スリッパをご利用ください
エクステリアで使用する屋外タイル土間商品は、素足、靴下での歩行時に ひっかかることがあります。タイルには、すべり止め性能を高めた商品も有り、靴、スリッパ履きで使用することをお勧めします。
お掃除方法
通常のお手入れは掃き掃除。時にはデッキブラシで水洗いをして下さい。 汚れが落ちにくい場合は、中性洗剤を水に薄めて、デッキブラシなどで こすり洗いをしても問題ありません。 金属タワシなどは、タイル土間表面にキズがつきますので使用しないで下さい。