広いお庭は雑草対策や日々のお手入れが大変です。 雑草対策をしながら、好きなお花のお手入れだけができたら… そんなご要望にお応えするプランをご紹介します。
雑草が生い茂り、夏場は特にお手入れが大変だった施工前のお庭。 ガーデニングスペースよりも雑草に場所を取られてしまっています。
バラを楽しむ明るいお庭に大変身!
快適なガーデンライフのために、どんな工夫を凝らしたのか、図面と照らし合わせながら説明していきます。
- 設計図面
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- 1.斜面の雑草対策
- 2.庭の雑草対策とローズガーデン
- 3.バラを眺める癒しのテラス
- 4.庭から玄関までの園路
1. 斜面の雑草対策
手入れがしにくく、外から見られることも多い道路沿いの斜面には、イエローやオレンジ・ブラウン基調のアンティークレンガで舗装しました。不揃いな乱形があたたかな風合いです。周囲を囲う木調のフェンスが植栽の緑と調和して、外構全体を引き締めます。
2. 庭の雑草対策とローズガーデン
広大な庭を、植栽スペースとそれ以外のネガティブスペースに分け、カラークリート舗装としました。また、レンガチップ敷きの下部は全て防草シートを敷いて、雑草対策をしています。施主様お気に入りの9種類のバラを楽しめるように、9つの花壇を円形に配置し、それに加えてつるバラをアーチに絡ませ楽しめる構成にしました。
花壇や植栽スペース以外は全て舗装してあるので省管理で雑草も少なく、簡単にお手入れができます。コンクリートで舗装、というと冷たい印象ですが色つきのカラークリートと、アンティークレンガの暖色でまとめているので、とてもナチュラルな印象です。
3. バラを眺める癒しのテラス
9つの花壇とバラアーチ、すべてが眺められる場所に、八角形のレンガ敷きテラスを作りました。季節の彩りを眺めながら家族でお茶を飲んだり、天気のいい日はお客様をもてなしたり、多様な楽しみ方ができる癒しの空間です。また、テラスのすぐ側には紫色の葉が美しいスモークツリーがシンボルツリーとして家族を見守っています。
4. 庭から玄関までの園路
門から玄関までを繋ぐ園路は自然石とアンティークレンガでまとめ、いろいろな素材を床材に使用していながらも同系色でまとめているので馴染みがよく、こなれた印象です。
お家の印象は外構から
雑草から解放され、多種多様なバラが咲く、小さなバラ園のような様相です。デザインのポイントとして外構の随所に「絵になるポイント」を設け、それらをまとめて全体が一体となるように気を配っています。外構は家屋を引き締め、引き立てる役割を果たすものです。南向きの玄関はアプローチと庭が一体となったデザインをすることで、より住宅にマッチしたエクステリアに仕上がります。
今回の事例のように、サンリブではデザインプランを重視していますので、デザイン・設計のための期間をひと月程度必要とすることがあります。お客様との打ち合わせ回数も通常より3xA郡回多くなります。大きなリフォームをお考えのお客様は、あらかじめリフォーム計画に余裕をもっていただければ幸いです。