エクステリアをデザインする設計プランナーの中川です。
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連休もあっという間に終わりましたね。
私は連休、実家の金沢に帰省していました。
連休中、どこへいったというわけでもないのですが
車で移動する道すがら、何度も通りかかった街並みがきれいで
それがとても印象に残りました。
そこは瑞樹団地という
金沢の中心部から約6kmのところに位置する団地です。
北陸地方の伝統的でポピュラーな瓦は、釉薬がかかってピカピカ光っている瓦です。
昔は、うちの実家も建て替える前はそんな瓦でしたし、近所の家もそうでした。
詳しい住宅事情は分からないのですが、今はそんな瓦葺きの家も
減ってきていると思うのですが、その団地の家はみんなピカピカの瓦屋根。
5月の日差しできらきら輝く瓦屋根の美しさといったら!
それだけでなく、それぞれの建物は違っているのに統一感があって
街並みとしてはとてもきれいでした。
日本の住宅地では基本的にそれぞれが好きなように家をたてるので
バラバラの街なみ風景ですが、調べてみたらやはりその団地には
結構厳しい(!?)ルールがありました。
屋根は釉薬黒瓦の勾配屋根、外周は基本的に生け垣、建物外壁はグレー系か茶系・・・
建物外観の制約はいいとしても、
生け垣の手入れなどは大変だと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、やっぱり統一感のある街並みはきれい。
選択肢がたくさんある今の世の中では、かなり規制しないと
そういう街並みがつくれないのが残念ですが、
私たちエクステリア工事の会社も街並みづくりの一端を担っているんですよね。
そんな意識を忘れないようにしたいと思った連休でした。
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兵庫・姫路 街づくりのルール 瓦屋根 5/7
2018年05月07日パーマリンク