「庭はインテリア」デザイン性と住み良さを追求した設計から完了後の相談まで
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少し春に近づいたかと思えばまた逆戻り、また寒くなりそうな予報がでていますね。
この気温が低い季節に
外構で気になるのがブロックやレンガ塀に現れる白華現象です。レンガ門柱などが白く粉をふいたようになっているのを見られたことがあると思うのですが
白華とはモルタル中の水酸化カルシウムが雨水などに溶けて表面に移動し空気中の二酸化炭素などと反応し、炭酸カルシウムになる現象のことです。
一般的には冬季で気温が低く、雨や雪、霜などによって湿度の高い場合や梅雨時など湿度の高い状態が続く時によく発生します。
白華はコンクリート、レンガ製品特有の現象で完全に防止する方法は無いといわれていますが、
白華現象によって強度が損なわれることはなく、環境への悪影響もありませんのでご安心ください。
下の写真の赤印、白くなっているところが白華です。
レンガ花壇の白華
白華は除去しなくても時間と共に雨に流されて消えますが自然にでなくなるまで数年はかかることが多いので
気になる場合は
ワイヤーブラシ等でこすり落とし、残った部分は前もって水洗いをしてから希釈酸(トイレ用洗剤サンポールなど)で洗って、そのあと十分に水で洗い流します。
姫路 外構工事 レンガの白華現象 2月4日
2013年02月05日パーマリンク