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あっという間に8月!7月なんてあっという間でした。
最近よくアプローチスロープの計画をご依頼いただきます。
道路から玄関までの間に高低差がある場合は階段をつけますが、
将来的なことを考えてスロープを!とご希望される場合が多いですね。
でもスロープの計画にはなかなか頭を悩まします・・・(?ェ?)
車いすで自走するためなのか?
自転車を駐輪場にもっていくためなのか?
ベビーカーやスーツケースの通路のためなのか・・・?
「用途は何か?」が問題です。
車いすで自走(自分の力で進む)する場合の勾配(こうばい)は
1/12以下、屋外なら1/15が望ましいといわれています。
これは1メートルの距離すすんで約6.7センチくらい登る角度。
となると・・・30センチ上がろうとすると、
なんと!4.5メートルのスロープが必要。
敷地が広ければいんですけどね・・・。
全部が全部うまくはいきません。
しかし、
車いすの出入りは必ず介助者がいるわ〜 とか
自転車を出入りさせるだけだぜ〜 とかなら
もう少し急な勾配でコンパクトにおさめることもできます。
手すりつきの安全スロープ これは自転車用ミニスロープ
どこらへんで、どのように折り合いをつけるか。
どうしたら将来的にも便利なのか。うーん悩みはつきませんね!
これはお客様と担当プランナーと、図面を描く時に私の考えと・・・
いろんな角度から検討しています。
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こちらのベテランデザイナー辻元さんが語る庭コラム
にもスロープについて書かれています。ぜひご覧ください。